「あなたの睡眠問題、そのままで大丈夫ですか?」

健やかな睡眠が健康のバロメーターだと考えている人は多いと思います。健やかな眠り(健康に良い眠り)とは、熟眠感、回復感、休養感を自覚できる睡眠です。健やかな睡眠による十分な休養があってこそ質の高い生活を送ることができます。皆さんは健やかな眠りをとっておられますか?

ストレス社会、夜型社会、24時間社会と呼ばれて久しい現代では、眠りの問題を抱える方々が数多くおられます。「睡眠不足がたまっている」、「休日の寝だめでも疲れが取れない」、「ふと気づいたら寝落ちしていた」、「ハッと気づくと居眠り運転をしていた」、「夜型生活から抜け出せない、朝起きられない」、「シフトワーク(夜勤)で不眠がち、仕事中も眠い」など、皆さんも眠りに関して困った経験をお持ちではないでしょうか?

ライフスタイルによる睡眠問題ばかりではありません。睡眠の病気(睡眠障害)も増加しています。睡眠障害は100種類近くもあり、不眠症や睡眠時無呼吸症候群をはじめとして日本人でもよくみられる数多くの睡眠障害があります。快眠のための試み(「睡眠習慣について」を参照)が有効でないときや、不眠や日中の眠気が1ヶ月以上続くとき、睡眠中に寝言や行動が見られるとき、何らかの睡眠障害に罹患している可能性を考えて下さい(「睡眠障害について」を参照)。

睡眠不足や睡眠リズムの乱れ、睡眠障害が続くと、心身の健康に大きな悪影響をもたらすことが数多くの医学研究から分かってきました。睡眠は脳機能や免疫機能、心機能、代謝をはじめとするさまざまな心身機能を保つ上で重要な役割を果たしているためです。睡眠不足による作業ミス、交代勤務時の事故、睡眠時無呼吸症候群や慢性不眠による生活習慣病やうつ病のリスク増大など、睡眠とさまざまな疾患との関連についても広く知られるようになってきました。

私たちは人生の3分の1を眠って過ごします。最も身近で大事な生活習慣である睡眠にもっと目を向けてみませんか。

睡眠障害スクリーニング

睡眠医療プラットフォームとは

国立精神・神経医療研究センターは全国の代表的な睡眠医療施設、大学、研究機関の専門家と共同して、睡眠健康度の診断サイトを作成しました。それが睡眠医療プラットフォーム(睡眠医療および睡眠研究用プラットフォーム Research Platform for Advanced Sleep Medicine; 略称PASM)です。

睡眠習慣・睡眠状態に関する幾つかの質問に答えていただくことで、睡眠障害の有無について簡易判定します。睡眠障害の疑いのある方には、ID登録をしていただいた後に詳細診断が可能なサイトをご案内します。診断結果はご覧の画面の他、PDF等で保存・印刷することも可能です。診療をご希望の場合には受診先に診断結果を持参していただければ大変役立つ資料になります。本サイトは国立精神・神経医療研究センターおよび厚生労働省等からの公的助成金で作成・運営されています。個人情報の取り扱いには十分留意しておりますのでご安心ください(詳しくはサイトポリシー、ID登録時に示される個人情報取り扱い規約をご参照ください)。あなたの快適な睡眠のためにこのサイトをお役立ていただければ幸いです。

詳細についてはこちらのプレスリリースも併せてご参照ください。

「睡眠医療・睡眠研究用プラットフォームPASMを開発」
http://www.ncnp.go.jp/press/press_release140124.html